「むすめちゃんのお父さんってかっこいいね〜」
と、幼稚園でお友だちに言われることがたまにあるそうなんです。
だんなは私よりも5歳以上年下でもともと童顔のタイプなので他のお父さん達よりも若く見えるからですかね。
本人もまあ、まんざらでもないみたいな感じで、幼稚園の参観日に行く時なんかもちょっと気合いを入れて行ったりしていたんですが、、、
そんな感じなので、不意に言われたこの一言が、けっこうショックだったようです(;´д`)
しかも、むすめが好きな人に言われたもんだから、余計に憤慨した様子。
ただでさえ、「彼氏できたから紹介するとか言われたらめっちゃショックを受ける自信がある、想像しただけで吐き気がして落ち込む…」とか言ってますから。
それにしても、幼稚園児相手に何をムキになっているのかと思うんですけど、男同士特有のプライド的なものがあるんですかね。
考えてみるとたしかに父と夫の関係性って、嫁姑の問題ほど表面化しない分、お互いの腹の探り合いというか、複雑性のようなものがありそうで関係が難しい気がします。
まあ、決して負けられない戦いがここにもあるのでしょうヽ( ̄д ̄;)
ふぅ、△△…、何もわかってないな…
こういうときは全くそう思っていなくても、いいことを言っておけばいいんだ。
自分の親を悪く思っている人よりも、親をよく思っている人の方に好感を感じるものだし、もし、その話が直接その親に伝わったとしたら、いいことを言ってくれていると聞けばそれだけでいい印象を与えることができるのに。
まだまだ、その辺の世の中の渡り方ってやつをわかっていないんだな。
これじゃあ、先が思いやられるってもんだよ。
事実、もし今この瞬間に、△△が家に入ってきて「お父さん、むすめさんをください!」なんて言ってきたら、怒りによる全身筋肉の膨張を発生させつつ豪鬼と化し、立ち中Kからの弱竜巻斬空脚→豪波動拳→豪昇龍拳のコンボを叩き込むしかない。
逆にね、これが、いいことを言っていた○○君が同じように来た場合には、おいしいコーヒーを入れてあげて、むすめの子どもの頃のビデオを共に眺め、自分にとってむすめがいかに大切な存在であるかを涙を流しながら語り、父から夫へ彼女を守るべき役割が変わることについて真摯にお願いをし、そしたら彼も彼で涙目で「お父さん、僕、一生懸命、がんばります」と、少しの感動の間の後に、お互いの熱量冷めやらぬ熱い抱擁を交わしあい…